クラッチ点検
マイクロメーターやノギスを使って計測します。
エンジンとトランスミッションの間で
回転数の違いによる衝撃を吸収する部分でもあるので、
必ず磨耗しているはずです。
磨耗が激しいようなら部品交換となります。
- クラッチスプリング自由長
標準17.3mm 使用限度15.8mm- クラッチディスクの厚さ
クラッチディスクA
標準2.52-2.68mm 使用限度2.3mm
クラッチディスクB
標準3.32-3.48mm 使用限度3.0mm- プライマリドライブギア内径
標準21.000-21.021mm 使用限度21.05mm- クランクシャフト外径
標準16.966-16.984mm 使用限度16.90mm- クラッチセンタガイド
外径
標準20.930-20.950mm 使用限度20.90mm
内径
標準16.988-17.006mm 使用限度17.04mm
クラッチスプリング、フリースプリング、
ダンパースプリングを交換すると、
実際のところタッチがかなりダイレクトな感じに変わったので、
2万キロに一回か、1万キロに一回は交換したほうがいいのかもしれません。
また、クラッチウエイトとクラッチプレートAの擦れる部分4箇所では、
クラッチプレートAに凹みがみられました。

これは遠心クラッチで、クランクシャフトの回転があがって、
クラッチがつながるときに、クラッチウエイトが動いて
このように擦れるわけですが、ここに凹みがあると、
クラッチディスクがお互い十分押さえつけられていない状態に
なっていく可能性が高いです。
遠心クラッチは、ここの部分が命です。
ここでがんばってくれないと、クラッチが滑りますから。
クラッチプレートAが磨耗して凹んでいるってことは、
クラッチウエイトのほうが硬いってことなので、
クラッチウエイトの磨耗は少ないです。
だから、クラッチプレートAの交換だけすればいいのかも。
クラッチプレートを交換するときは、
クラッチディスクも交換する必要があるのですが、
クラッチプレートAだけの交換でおそらく問題がなさそうです。
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